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船陸合同演習を実施しました

去る10月23日、弊社運航塩運搬専用船「せどろす」乗組員と社長以下経営陣・専用船一部・環境安全管理部等関係スタッフ参加のもと、弊社「安全管理マニュアル」及び「安全管理規程」の規定にそって、緊急事態への対応訓練(船陸合同演習)を実施しました。

今回は、「せどろす」の呉港錨地における積荷待ち中、燃料油タンクのエア抜きから燃料油がデッキ上に漏洩し、船外にまで流出、直ちに油防除部署を発令すると言う緊急事態を想定し、「せどろす」における油防除作業(模擬)ならびに外部関係者への緊急連絡につき実情に即した内容で演習を行いました。

当演習を通じて、近隣の海域利用者への油濁災害を最小限に抑えるため油濁拡大を如何に食い止めるかについての手法、ならびに油回収業者との連携によるオイルフェンス展張までの流れについて、「せどろす」乗組員の対応ならびに外部コミュニケーション訓練が実施できたほか、船陸間の情報共有、緊急対応の初期動作および緊急事態の対応判断手順も確認でき、目論見通りの成果を得られました。

今後も定期的に船陸合同演習を行うことにより、安全管理技術・危機管理能力の継続的な改善と向上に努力して参ります。